紹介

森見登美彦

会社からドッサリと送られてくる小難しい書類にハンコを押すたびに、社会の中に組み込まれて身動きがとれなくなってるような気がして何だか複雑です。そんな時に読む森見登美彦はいい。くだらないって素敵なことです。出てくるやつ、大抵変態だ。腐れ大学生…

歩兵の本領

バイト終わりに御所を2周。息もきれぎれに8キロを完走し、冷えたコンクリートの上でスクワット80回、腕立て40回。腹筋は背中がコンクリートに打ちつけられて痛かったので20回。筋肉に乳酸が蓄積されていく感覚と、「あと10回!」を「やっぱり5回…」にして…

踊る大捜査線

来年からはサツ回りで刑事を相手に仕事するという縁で、今さら「踊る大捜査線」を観てみました。まぁ、別にこれを観たからといって警察に詳しくなれるワケじゃないのであしからず。俺は求道的なモノに弱いようです。青島くんや和久さんのような生き方に憧れ…

井上陽水

「夢に向かって頑張ってチャレンジする大切さを彼女は一生懸命に歌ってくれてます〜☆」ソイツが歌わんでも誰かが既に歌ってくれてるよ、と深夜の音楽番組のMCにツッコミを入れてしまう午前3時過ぎです。手垢にまみれた類の歌ばっかり歌いやがって。電波の…

動機

こいつは個人的に当たりだったな。横山秀夫の「動機」。ミステリ短編集で、もちろん横山秀夫の記者時代の経験を基に書かれてます。横山さんは良いわ。まだ2冊しか読んでないから何とも言えんが、ここまで読んだのは彼の実体験から現実的に想定されうる話ば…

記者魂

やっと読み終わりました。中日新聞(東京新聞)で編集委員をされてる佐藤史朗さんの「記者魂 キミは社会部記者を見たか」。A新聞に内定してる大学のツレに薦められたので読んでみました。俺は予習的な感じで記者本を読んでるのですが、やっぱり習うより慣れる…

東京タワー

最近、オカンからよく電話が掛かってくる。昨日も今日も。俺が電話に出ると「別に用事はないんやけど」とオカンは言います。そこからオカンが話すのは、本当に他愛の無い話です。家族の話、親戚の話、飼い猫の話。10分で電話は終わる。そして、また数日後に…

BOLERO

今日、久しぶりにCDをTSUTAYAで借りてきました。Mr.childrenの「BOLERO」。このアルバムはやっぱりいいですね。無性に聴きたくなったので借りてしまった。兄貴のを下宿に持って来てたハズなんだけど、何処に行ったんだ?誰かに貸したのか?心当たりある人…

記者本

最近、記者経験者が書いた本を読み直してます。ということで何冊か紹介しておきます。このブログを読んでる後輩どもの中には記者志望もいると思うので、よかったら読んでみて下さい。一応、短く感想も付け加えておきます。横山秀夫の「クライマーズ・ハイ」…

ヨーロッパ企画

8月も終わりに近づいた。1日は長く感じるくせに、1週間はひどく短く感じる。この矛盾した体感時間に多少の焦燥感を抱きつつ、映画を1本紹介しようと思います。「サマータイムマシンブルース」。この季節にピッタリの映画ですね。ある大学の夏休み。クー…

ヒミズ

漫画ってかなり高度な表現方法ですよね。画という視覚的な情報、台詞という言語的な情報の両方を兼ね備えてる。映画やドラマように莫大な制作費もかからないし、画がある分、小説よりも簡単に状況説明ができる。持ち運び可能で場所を選ばず、手渡しもできま…

REVORUTION NO.3

高校2年生。当時、俺が好きな作家の一人に金城一紀がいました。「GO」「対話篇」「フライ、ダディ、フライ」などが代表作で、いずれも映画化されてます。ドラマの「SP」も彼の原作みたいですね。最近はめっきり彼の小説を読まなくなったけれど、本当に…

もの食う人びと

最近、内定者MLというものに登録しました。本来はもっと早く登録する機会があったのだけど就活が終わってからはメールのチェックを怠り、すっかり忘れていたのだ。四月、新米記者は東京で三週間の研修をした後、全国の支局へと散らばっていきます。同期と…

償い

2日連続の更新。意外と続くじゃないか、このブログ。さてさて、このブログサイトは書籍や映画・音楽の紹介ができるみたいなのでそういうのもやっていこうと思う。ただし期待はしないで欲しい。この手の分野には精通していないので(そもそも俺に精通した分…