再考

やっぱり四国一人旅はやめときます。

阿波踊りも終わった。鰹の旬も終わった。讃岐うどんも別に食いたくない。道後温泉は…入りたい…。

薄々感ずいてましたが、俺は旅に娯楽を求めてないようです。世界遺産の前やら重要文化財の前で群れてVサインを決めることにはまったく興味がないのです。そんなのは金の使い道をなくした老後に、嫁と冥土の土産程度に周ればいい。下手したら仕事で飛ばされるかもしんない。

決して少なくはない金を、特に金のない学生時代にはたくんだったら、やっぱり何らかしらを得る旅にしたいよな。軽率なVサインをカメラの前で決めて「楽しかったー☆」では、バブル期の低俗な日本人と同じじゃないか。もちろん娯楽性は必要不可欠だけど、それだけだったら、遊園地に行けばいい。娯楽を上回る価値、それは知的刺激であったり、自己啓発的な何かがあってこそ、旅行だと思うんですけどね。娯楽だけを求めれば、それは観光です。

正直、卒業旅行なんてナガシマスパーランドで十分でしょう。それで楽しくなけりゃ、そいつらはおそらく友達じゃない。卒業旅行は何処へ行くかではなく、誰と行くかです。多分ね。

とりあえず、そんなことを言いつつも、1回旅行できるくらいの金は貯まってる。何処へ行きましょうかね。

真っ先に東京の歌舞伎町が思い浮かぶなんて、もう色んな意味で救いようがないですね。ヤクザに絡まれて死ねばいいのに。でも、あの街は勉強になると思いますけどね。色んな意味で。段ボールハウスに住む少女を見れば、本当に、言葉にならない理不尽さを感じるよ。今月の「DAYS JAPAN」見てください。

まぁ、東京は10月の頭に行くからいいや。ゆっくり考えます。