閉局

お久しぶりです。

大学を卒業し、社会人になりました。自分の4年間を総括する間もなく、怒濤のスケジュールに流され、気がつけば今は新しい仲間たちと期待と不安が混ざった味のビールを飲んでます。学生生活を振り返りたい気持ちはやまやまだけれど、それにふさわしい文章力も時間もないのでやめときます。

ということで、色々と諸事情ありまして、この烏丸今出川支局も今日で閉局です。本当はもっと早く終わらせるはずだったんだけど、ズルズルと遅れちゃいました。それでも1年にも満たない期間でしたが、個人的にはいい暇つぶしになりました。こんな駄文を読んでくれてた人、ありがとうございます。

しばらく関西に帰れないのは残念だけど、俺はこの道でやれるだけやってみるよ。一本でも多くいいモノを書けるように。誰かを救うモノを一本でも多く書けるように。そんな青臭いことを言いつつ、定年まで頑張ってたいです。

他にも行政に行くヤツ、金融に行くヤツ、メーカーに行くヤツ、司法試験を目指すヤツ、院に行くヤツ、色々いるとは思いますが歯ぁ食いしばって頑張りましょう。最後まで駄文で申し訳ない。それじゃ、また会える日を楽しみにしてます。

さらば!

森見登美彦

会社からドッサリと送られてくる小難しい書類にハンコを押すたびに、社会の中に組み込まれて身動きがとれなくなってるような気がして何だか複雑です。

太陽の塔 (新潮文庫) [ 森見登美彦 ]

そんな時に読む森見登美彦はいい。くだらないって素敵なことです。出てくるやつ、大抵変態だ。腐れ大学生を書かせれば、彼の右に出る作家はいません。京大を誤解する。初めて彼の作品を読んだ時、妙な親近感を覚えました。やがてその感覚は近親憎悪的なモノに変わってしまい、3作ほど読んでからはさっぱり手をつけなくなったんだけど、やっぱりくだらなくていいよ。安心する。どう頑張っても村上春樹みたいなのは書けないけど、これぐらいなら書けるんじゃ…なんて夢も見させてくれます。

まぁ、ウダウダ言っててもしょうがありませんね。ハンコ押した分だけ、しっかり大人になります。それでは。

近況

京都の下宿を引き払い実家に引っ込んで一週間。

タツの中で文庫本を適当に開いては閉じ、開いては閉じ。鳴らない携帯電話を開いては閉じ、開いては閉じ。散らかった十畳の部屋には閉塞感と停滞感が充満してます。

強いて何か報告することがあるとすれば、ちゃんと卒業できてましたよってことぐらいです。ひっそりとまた一人、薄学な政治学士が誕生しました。一応、卒業式も出る予定だからちゃんと相手するように。ゼミの奴らは朝まで語ろうじゃないか。東アジアの安全保障について。なんてね。

どうでもいいけど今日は3月9日なのか。飼い猫の誕生日だ。満一歳だ。何か旨いもの食わしてやろう。…な、牧歌的だろ?おやすみ。

ベルリンの壁

今日は同じ大学に通いながらも久しく会ってなかった女友達と飲みました。最近までドイツに行っていたらしく、本場のビールと、ベルリンの壁の破片をお土産に頂きました。東西冷戦、世界を二分したイデオロギー対立の象徴も今では極東の腐れ大学生の手中です。俺なんかが持ってていいのでしょうか?

そんなことを頭の端っこで思いつつ、ビールを飲みながら色々と喋った。久しぶりに会うのっていいですね。積もり積もった話があって盛り上がるのは当然だけれども、以前にその人と会った時と、現在その人がどう変わったのか顕著に分かるのです。その人がいい方向に変わったことに気づかされると、俺も頑張らなきゃな、なんて素直に思ってしまいます。この歳での変化ってのは、成長と同義だろ?違う?

もうすぐ俺は関西を離れ、今まで当然のように周りにいてくれた人間と会えなくなります。でも1年に1回は会いたいな。俺の知らない場所で岩本や中村が何を経験し、どう変わったのかを知りたい。橋岡、安原、村田、緒方、シュウちゃん…いちいち名前を挙げればキリがないのでこの辺でやめときます。その後が楽しみな友人が多いってのはいいことだな。

大学時代に出会ったそんな素晴らしき友人達との間に、ベルリンの壁みたいなややこしいモノができないことを願いつつ布団にもぐりこみます。明日はワケあって昼から飲むのです。オヤスミ。

PS.ユッキー、今日はどうもありがとう。また会えるのを楽しみにしてます。

連日連夜

飲み会が続いてます。

ゼミの連中と鍋を囲み、サークルの連中と雀卓を囲み、下世話な話で盛り上がって気だるい朝を迎える。結局、やってることはいつもと変わりません。そして、それでいいと思ってます。

さすがに28日に地元に引っ込むってのは早すぎたな。色んな人が飲もうと声を掛けてくれますが、ほとんど日程が埋まってしまってるのが辛いです。

Time is money.

金で買えるもんなら買いたいですね、時間。でも買えません。それに気づくのは、いつも終わりが近づいてからなんだよな。

ラストスパート

お久しぶりです。

教習所、レポート、試験、入稿と慌しい生活がやっと一段落着きました。後は教習所の卒業検定を8日に合格すれば、特にやるべきことはありません。会うべき人に会って、礼を言うべき人に礼を言って、馴染みの連中と朝まで騒ぐ毎日を送りながら京都を去ろうと思います。飲み代がいささか心配ですが、帰りのバスのチケット代だけ残しておけば十分でしょう。

とりあえず、今日は朝っぱらから会社の健康診断で血を抜かれてるので、おとなしく寝ます。眠いです。オヤスミ。

…なんて、貧弱なことを言って終電で逃げたりしません。とりあえず安原はさっさと連絡寄こすこと。京田辺キャンパスの知真館の中庭で、軽くビールでも飲みましょう。でわでわ。

二〇〇九

今更ですが、明けましておめでとうございます。2009年です。丑年なので俺は年男です。ちなみに牡牛座です。そりゃあ、よく寝るはずだ。

そして新年早々に去年の話をするのも無粋ですが、年の瀬はバタバタしてました。とりあえず東京まで半ば応援気味の取材に行ったのに、同志社ラグビー東海大に完敗。やっぱりラグビーはFWと接点で負けたら勝てねぇよ、タックル一発で倒さなきゃ人数足りなくなるだろうが、いくら技術と戦術を徹底してもまずはサイズをだな〜…と未だに愚痴愚痴言ってます。愚痴愚痴言ってますが、とりあえず、俺は何があろうともサッカー日本代表と紺グレ軍団だけは応援し続けます。東京勤務になるぐらいまでには復活しててくれよ。国立に連れてってくれよ。

他にも色々とあったんですが、書いても面白くないのでやめときます。偉そうに紺グレのことを書きましたが、俺自身が今年どうなるか見当がつきません。本当に社会人としてやっていけるんだろうか?実質的な戦力外通告を受けて事務方に回されたりしないだろうか?強面の刑事相手にちゃんと仕事を果たせるだろうか?そもそも卒業できるんだろうか?

…思い当たる不安をつらつらと列挙して気づいたんだけれど、全部テメー次第でどうにかなる問題ばっかりですね。今年は色々とありそうですが、背伸びせずにやれる限りやってみます。「achieve responsibility」、「now or never」。紺グレ軍団は毎回いいスローガンを掲げますね。1年の始まりなんで、愚直でひたむきな感じで終わらせときます。