イデオロギー

今年の春先は新聞各紙を読みまくってました。

自然と各紙の論調は頭の中に入ってます。当然、その新聞社の系列TV局の主張も、グループ会社である新聞社の影響を受けるワケです。日テレは読売、テレ朝は朝日、フジは産経、TBSは毎日…というように。

画面に「10」とか「6」とか「8」という表示がなくても、大体何チャンネルなのか分かる。アンカーニュースはもちろん、ちょっとした情報番組でも政治的なトピックを観れば、それが何チャンネルなのか分かります。コメンテーターの発言やら、ナレーションが意図する方向性から。少なくとも読売・フジ系なのか、朝日・毎日系なのかぐらいは判断できる。

何でこうも簡単に右と左に分かれようとする?論調に一貫性を持たせることは大事だとは思いますが、コメントや議論が予定調和すぎる部分が鼻につく。まずイデオロギーありきっていうのは、陳腐です。

それにしても分かり易すぎますね。番組内で意見が二項対立してて偏りを感じさせない方が、面白いし、視聴者も勉強になると思うんですけどね。まぁ、新聞にも言えることなんですが。

別系列の新聞社の論説委員をアンカーニュースに混ぜることはやっぱり不可能なんですかね。結果的に自社のイデオロギーの範疇に結論を落としてもいいから、もうちょっと何とかならんもんかね。

月刊誌も論座を読んだら、正論も読んでおくべきですね。二十歳そこいらの固まってない頭は洗脳されやすい。まぁ、俺は何も読んでないんですけど。読売しか読んでないんですけど。