ポジティブ

ポジティブって言葉がムカつく。

厳密に言えば、ポジティブって言葉を免罪符代わりにして問題解決や責任の所在をおぼろげにしてる輩です。そういう奴はポジティブな思考を持ったところで、結果はついてきません。また同じ失敗を繰り返す。で、「悩んでも仕方ないわ。ポジティブにいくわ」なんてヘラヘラとまた笑ってる。挙げ句の果てには「結果は出なかったけど、いい経験できましたぁ」なんて糞の足しにもならん事をほざきやがります。

かと言って、逆にネガティブなのがいいワケでは決してありません。結局何が言いたいか言うと、ネガティブやポジティブってのは現実や事実を主観によって歪曲しているだけなのです。時にポジティブであることも、時にネガティブであることも、もちろん大切ではあるけれど、決して問題の本質じゃない。

ポジティブってのは和訳すると「肯定的」だとか「前向き」という意味になると思うのだけれど、まずテメーの足下に絡まってる問題をしっかり見据えてから前を向け。軽々しく前を向いたり、後ろ向いたりすんな。どっちにしろコケるぞ。お前はイノシシか。イノシシでも出来が悪いタイプのイノシシだ。

問題には大きく分けて二種類ある。

●人為的にどうにかなる問題
●人為的にどうしようもない問題

前者は無条件でポジティブになるな。現状把握と具体的なアプローチを見出してから、ポジティブになりやがれ。現実に対しては現実的で具体的な道筋立てろ。ポジティブだのネガティブだのの感情は、その後につけるオプション程度のモンです。それを先行させんなバカヤロー。この一見偉そうだが、恐ろしく基本的な駄文を某友人に最後の忠告として捧ぐ。

『シマリがないとまたみんなにコソコソ笑われるぞオマエ』(Bz/ギリギリchop)