夏に向けて

内定してから毎月、社報ってのが郵便受けに届く。

社報には各事業・支局の報告から、時事問題の考察、社内人事、社員の冠婚葬祭、スクープなどの表彰が掲載されてます。読んで字のごとく完全に社員向け冊子なのだが、内定者にも郵送されてくるのです。飲んだくれてばっかりの俺も、こういうのが送られてくると「来年からは社会人なんだな…」と多少なりとも身が引き締められる。来年の春には、日本の何処かでサツ回りしてんだ…。

友人諸氏と馬鹿やれるのも後半年と考えると、少し物寂しい今日この頃。大学には何の未練もないけど、この素晴らしき学生生活には今から未練たらたらですわ。

まもなく試験が始まり、暗記作業を夜を徹して行い、満身創痍の答案とレポートを教授陣に提出すれば、夏休みです。文部科学省からの素敵なプレゼント。アロハ。

そう、夏休みは目前なのだ。しかし大学4年目にもなると、夏休みの過ごし方なんてパターン化してる。8月の1週目は、試験の打ち上げだ何だのと理由つけて飲みまくる。2週目から3週目は、徳島に帰省して阿波踊りだの、同窓会だので飲みまくる。そして4週目に催される予備校時代の友人達と飲みまくって、8月は終わりを迎えるのである。そうして欝になるほど暇な9月がやってくるのだ。

毎年9月が暇なんだな、俺は。今年は自動車運転免許取得のための教習所、シフト制のバイトと、スケジュールを埋める方法はあるのだが…。まぁ、楽しくなさそうだ。

ということで、9月は一人旅にでも出ようと思う。四国出身ながら、四国四県踏破していないので、四国一週旅行。香川で讃岐うどんを食べ、愛媛で道後温泉につかり、高知で鰹のたたきを食べ、徳島で鳴門の渦潮でも見よう。愛媛は温泉近くの旅館に泊まって、高知香川はネットカフェでいいや。

まー、こういうのって計画してる時が一番楽しいよね。あらら、早くも企画倒れしそうな雰囲気だな、こりゃ…。

とにかく人生最後であろう今年の夏休み。さっさと下らん期末試験を片付けて、楽しみたいもんです。遊びに行くんなら、是非誘って下さい。でわでわ。