Road to France

セルジオ越後も年取ったなぁ…。

そんなことを、やべっちFCを観ながら呟いてしまいました。まぁ、俺が初めて彼を見た時から彼は年取ってたんですが。

現在、W杯アジア最終予選の真っ只中ですね。Jや欧州リーグはすっかり見なくなっちまったけど、代表戦だけはガチで見てしまいます。個人的にはフランスの予選が印象的でした。個人的というか、一般的にもそうだと思うけども。

小6の時は、フランス予選の真っ最中。もう毎日毎日、俺はサッカー日本代表のことを考えていました。授業中に代表のフォーメーションや勝ち点を試算し、残念だけどカズは外すべきではないのか…なんて本気で悩んでる気持ち悪いガキでした。というか、あの頃のサッカー少年は皆そうだったんじゃないか?

川口、井原、秋田、相馬、名良橋、山口、名波、北澤、ヒデ、城、カズ。小島、楢崎、斉藤、伊東、岡野、呂比須、高木、ゴン…。小村と服部もいたっけな。平野っていう強烈なミドルを放てるグランパスにいたMF覚えてる?本当に懐かしい…。加茂監督も、あの予選がなければまだ第一線だったかもな。

アウェーでのカザフスタン戦で引き分けた時はマジでキレそうでした。あの試合はピッチの状態が悪くバックパスが禁止。我らが代表のシュートはポストに嫌われまくり、試合から数日後に「ゴールが規定の大きさより小さかったのでは?」という疑惑も湧き上がった。後にカザフスタン戦を控えていた韓国メディアが報じたような気がする。あまりのロスタイムの短さに、カズが血相を変えて審判を怒鳴ったのも覚えてる。

国立で山口の芸術ループで先制しつつも、韓国に逆転負けした時はもうキレた。秋田を途中出場させたことで、マークの受け渡しが確認されてなかったのが敗因の一つだったような。ユ・サンチョルがヒートアップしすぎてて、日本の選手を手で押して倒してたな。あの時は、本当に韓国代表が憎かった。

歓喜ジョホールバルの時はオトンにキレた。俺は朝から緊張しすぎてて、疲れ果てて試合開始を待たず眠ってしまったのです。でも、ブラウン管からの大歓声で起きた。城がヘディングで同点弾をぶち込んだ瞬間でした。「起こしてよ!」とオトンに猛抗議した後、貪るように観戦した。岡野にはオトンの5倍はキレた。そんな彼が日本サッカーの歴史を変える。

「アルゼンチンには最小失点での黒星ならいい!」「ボクシッチとスーケルはマジで要注意だ!」「ジャマイカからは白星を挙げないと!」と本選も熱中したなぁ。ジャマイカ戦でもキレて観戦を放棄した俺はカス野郎です。

あれから10年が経ったんですね。ヒデは引退しちゃった。片田舎の中学校で8番を背負ってヒデやカズになることを夢見てた俺も、3年前にひっそりと引退し、腐れ大学生…。

時間て残酷ですね。以上。なんじゃこりゃ。