ヨーロッパ企画

8月も終わりに近づいた。

1日は長く感じるくせに、1週間はひどく短く感じる。この矛盾した体感時間に多少の焦燥感を抱きつつ、映画を1本紹介しようと思います。「サマータイムマシンブルース」。この季節にピッタリの映画ですね。

サマータイムマシン・ブルース スタンダード・エディション (初回生産限定価格) [DVD]

ある大学の夏休み。クーラーのリモコンが壊れたSF研究会の部室にタイムマシーンが現れる。学生の特権とも言える悪ノリで、壊れる前のリモコンを昨日に取りに行く部員たち。ひたすら今日と昨日を行き来してタイムマシーンを無駄使いするアホな部員たちも、過去を変えれば未来が変わるというお決まりの大問題に気づき…。

作中、いたる所に伏線が引かれてるんですが、最後には全てが見事に回収されます。これは面白いよ。大学2年の夏にDVD購入してから、もう20回は観ましたね。人生の必然性やら運命という言葉を引っ張り出しきて哲学することもできるんだろうけども、俺は完全に娯楽として観てました。学生時代に観た映画の中では間違いなくダントツのくだらなさです。しかし完成度は高い。

同志社出身の若手劇団「ヨーロッパ企画」の舞台が映画化されたものなんですが、ヨーロッパ企画の舞台観に行きたいな。別に劇団四季も宝塚も観たいとは思わないが、唯一、彼らの舞台は観てみたいですね。うむ。

しかし、本当にタイムマシーンがあったら何に使う?もう俺は煩悩だらけの発想しか出て来ません。小銭を稼ぐのは確実ですね。そして俺は回らない寿司屋に行く。

でも不思議と自分の人生を変えたいとは思わないですね。そんなに誇れる人生を歩んでるワケじゃないが、少なくとも大枠は外してないハズだ。そもそも人生変えたいと思うほど大した時間を生きてない。とりあえず、50代後半の定年前に「人生やり直したい」って言うのだけは避けたいよな。

そうならないように、頑張りましょ。

…軽いな。